神戸市灘区の横幕鍼灸院は、どこへ行っても良くならない痛み・めまい・耳鳴り・難聴・不妊症・自律神経失調症・緑内障・糖尿病・アトピー性皮膚炎・パーキンソン病などを中心に症状改善を目指しています。

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文責:横幕鍼灸院 院長 横幕胤和
最終更新日 2024年2月12日

異痛症

異痛症の症状・原因について

異痛症とは、普段なら痛みを感じないような刺激が原因で、体の痛み、しびれ、不快感などの症状がおこる病気です。別名で「アロディニア」とも呼ばれます。

異痛症は、片頭痛をお持ちの方にもっとも多く見られます。 

全身のいろいろなところに症状があらわれることが特徴で、ほんの少しの刺激でも痛みが強いことも多いのですが、痛みの感じ方は個人差があり、目に見えるものではないので、まわりの方に理解してもらえず、おひとりでつらさを抱えて、お悩み方もいらっしゃると思います。 

異痛症を改善するためには、異痛症について知ることが大切です。このページでは、異痛症でお困りの方のために、異痛症とはどういうものか、また原因・症状・片頭痛との関係、対処や予防について、詳しく説明しております。

 

【目次】

  1. 異痛症とは
  2. 異痛症の症状
  3. 異痛症と片頭痛との関係
  4. 異痛症の一般的な対応
  5. 異痛症の予防
  6. 異痛症に対する当院の方針
  7. 患者さんの声

1.異痛症とは?

異痛症とは、通常では気にならないような、圧迫、接触、温度などがきっかけとなり、体の痛みや不快感が起こる感覚の異常のことです。

異痛症は、ケガや病気などさまざまな原因によって、神経が過剰に反応して痛みを起こす、神経障害性疼痛(しんけいしょうがいせいとうつう)の一つと考えられています。 

異痛症は、なんらかの原因にたいして、神経が過敏に反応することで起こります。

例えば、なにかがからだに触れたときは「触覚(しょっかく)」が働いて、触られたと感じます。しかし、異痛症の場合は「痛覚(つうかく)」が働いて痛いと感じてしまうようになり、刺激を感じる感覚がちがうものになってしまいます。 

異痛症の引き金となる原因には

  • 片頭痛
  • 事故やケガによる神経損傷
  • 帯状疱疹後神経痛(たいじょうほうしんごしんけいつう)

などがあります。 

ケガや病気がよくなっても痛みだけが残ったり、時間がたっても痛みが続いたりすることなどがあれば、異痛症の可能性があると考えられます。

2.異痛症の症状

異痛症の症状は、あらわれる部分によって「頭部アロディニア」と「頭蓋外アロディニア」の2種類に大きく分かれます。 

(1)頭部アロディニア

頭部アロディニアとは、頭の神経が過敏に働いてしまう感覚の異常です。

症状は、頭の近くにあらわれます。片頭痛をお持ちの方に起こる異痛症は、頭部アロディニアの症状が多く見られます。 

<具体的な症状>

  • 髪の毛を結んでいる部分やブラッシングをすると痛みを感じる
  • 髪の毛が顔に触れると不快に感じる
  • メガネやイヤリングなどが不快に感じる
  • 頭痛がある部分に枕があたると痛くて寝られない
  • 頭に風があたると痛い
  • 強い光を感じると頭痛がひどくなる 

(2)頭蓋外アロディニア 

頭蓋外アロディニアとは、頭以外の部分で感覚の異常が起こります。症状は頭以外であらわれますが、原因は脳が敏感になることで、症状の起こる範囲が広がっていると考えられています。 

<具体的な症状>

  • 手足のしびれやピリピリ感がある
  • 腕時計、アクセサリー、ベルトをつけると不快感がある
  • 毛布や掛け布団が体にかかると不快で寝られない
  • 気温や気圧の変化で頭痛などの体調不良が起こる 

異痛症の症状がおこる刺激となるもので、アクセサリーやベルト、髪などはわかりやすいですが、目に見えないような気温や気圧、湿度などの天気や環境の変化にも敏感に反応することもあるので、原因不明の体調不良に悩む方も少なくありません。

3.異痛症と片頭痛との関係

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片頭痛でお困りの方の約7割が、異痛症の症状を経験しているといわれるほど、2つの病気には深い関係があります。 

片頭痛のおもな症状は

  • 頭に脈を打つようなズキズキした痛み
  • 痛みは片側に起こることが多いが、まれに両側が痛むこともある
  • 頭痛は数時間~数日続くこともある

などです。 

片頭痛がおきるしくみは、頭のなかの血管が拡張したことで、まわりにある神経が圧迫されて、炎症がひろがることで頭痛がおこります。 

片頭痛の原因は、ストレス、自律神経やホルモンバランスの乱れなど、さまざまな原因が考えられていますが、そのなかの1つに、自律神経を調整する働きなどがある脳内伝達物質のセロトニンの分泌量の変化が、片頭痛と大きくかかわっていると言われています。 

片頭痛によって、頭の神経が圧迫されておこる炎症が、顔の感覚をコントロールする三叉神経(さんさしんけい)にまで広がると、視覚、嗅覚、触覚などが刺激を受けて敏感になるため、普段は気にならない音、光、皮膚の感覚に痛みや不快感を感じるようになり、異痛症の症状が起きてしまいます。

4.異痛症の一般的な対応

異痛症の方の多くは、片頭痛もお持ちの方が多いので、片頭痛のお薬を正しく飲むことが異痛症の対処法になります。

片頭痛が起こって、異痛症の症状がない状態でお薬を飲むことが一般的です。 

片頭痛が起こってから20分以内のお薬が効果的と言われています。

異痛症が起こったときは、市販の痛み止めを飲んでも症状が改善しにくいかもしれません。この点は注意が必要です。

5.異痛症の予防

片頭痛が引き金となって起こる異痛症は、片頭痛の予防を心がけることも効果的です。

お薬だけでなく、ご自分の日常生活を振りかえり、片頭痛になりにくいからだ作りをめざすことも大切です。 

(1)食生活を改善する

片頭痛の予防に効果がある食品は、マグネシウムやビタミンB2が多くふくまれている食品です。

マグネシウムが多い豆類・海藻類・魚介類、ビタミンB2が多い肉や魚などの動物性食品を食べることがすすめられます。 

逆に、ひかえたほうがよい食品は血管を広げる作用があるもので、特にアルコールはあまりおすすめできません。 

(2)運動を心がける

肩や首のコリがひどいと、血流が悪くなるため片頭痛になりやすくなります。ストレッチやマッサージなどでコリをほぐし、運動を習慣にして血流をよくする心がけは効果的です。 

(3)ストレスをためない

ストレスがたまると、自律神経のバランスが悪くなり、片頭痛になりやすくなります。疲れたときはからだをゆっくり休めて、普段からご自分にあったストレス解消の方法を見つけておくと、心もからだも安定して過ごすことに役立ちます。 

(4) 片頭痛のパターンを知る

片頭痛がおこるパターンは人によってちがってきます。ご自分の片頭痛の様子を知ることで症状がおこる引き金となっているタイミングや生活習慣がわかり、予防や対処法が見つかるきっかけになることがあります。 

6.異痛症に対する当院の方針

異痛症は早期の対応が大切です。当院では以下のポイントで異痛症の改善を行います。

痛みの早期改善

異痛症の方は全身が敏感な状態になっています。このため、痛みが発生しやすい状況です。

痛みのある部分の緩和が最重要です。痛みが続くと、自律神経失調症の症状を生み出す可能性があります。この結果、痛みの悪循環が生まれます。痛みをとるための鍼灸施術を必要です。

血流の改善

血流が悪くなり神経の伝達・改善に乱れが生じて異痛症が強くなることが考えられます。患部のみならず全身の血流を改善することが大切です。

異痛症の方は冷え性を併発している方も多いので、この辺りは大切なポイントです。一つ一つ丁寧に対応していく必要があります。

自律神経の改善

自律神経のバランスが乱れると異痛症が起こりやすくなります。ストレス・疲れなどにより自律神経のバランスが乱れているケースが多くあります。

見逃しがちな問題ではありますが、自律神経のバランスを改善することにより、症状の改善が見込まれます。とても大切な対応であると考えております。

異痛症は、大変つらい異痛症ですが、しっかりと対応することが重要です。特に見逃しがちな原因も多々あります。これらに対応するのが、異痛症の改善には重要と考えます。どうぞあきらめないでください。

患者さんの声 異痛症・頭痛

3年ほど前から、月に数回頭痛に悩まされ、最近は薬が効かず、痛みも3日も続くようになり、日常生活に支障も出て困っている時に、なぜこうも頭痛が良く起こるのか、体質のせいだと思っていましたが、頭痛になる原因があるのだと言う事をお聞きし、今まで自分の体の声をあまり聞いていなかったことに気付く事が出来、これからの生活に目を向ける事が出来るようになったのは、大きな進歩でした。

兵庫県神戸市垂水区 EMさん  43歳 女性 主婦

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3年ほど前から、月に数回頭痛に悩まされ、最近は薬が効かず、痛みも3日も続くようになり、日常生活に支障も出て困っている時に、人づてに横幕医院の事をきき、少しでも良くなればと思い通いだして5ヶ月になりました。

調子の悪い日に診てもらうと、首筋を少し触っただけで体調をわかって頂き、念入りに治療をして下さいます。なぜ首筋をほんの少し触っただけで分かるのか不思議に思っています(笑)。

 

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なぜこうも頭痛が良く起こるのか、体質のせいだと思っていましたが、頭痛になる原因があるのだと言う事をお聞きし、今まで自分の体の声をあまり聞いていなかったことに気付く事が出来、これからの生活に目を向ける事が出来るようになったのは、大きな進歩でした。

無理のない生活を心掛けながら、横幕先生たちのサポートも受け、毎日元気に過ごせるようにと思っています。

バスケットボールの練習中に腿に膝蹴りを受けた息子も、2回通っただけですっかり元気になり、もしまた怪我をしても先生の所で診てもらえば良いという安心感もあって、ハードなスポーツですが心配せずに送り出す事ができています(笑)。

*個人の感想であり効果を保証するものではありません。

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