文責:横幕鍼灸院 院長 横幕胤和
最終更新日 2024年1月27日
ぎっくり腰は、急性的な腰痛症の通称です。腰まわりに負荷のかかる作業や、ほんの些細な動作がきっかけで起こることがあります。
未成年の方で発症する例はなく、主な原因は加齢による関節や椎間板の衰え、腰に負担を与えることなどが該当します。
動くことのできない痛みを感じますが、安静にすることで自然に治癒します。
ただ、一度ぎっくり腰を経験してしまうと、その後も何らかのきっかけで同様に発症するという反復性があります。
ぎっくり腰を改善するためには、ぎっくり腰の症状・原因などについて知ることが大切です。このページでは、ぎっくり腰の症状・原因について詳しく説明しております。
【目次】
ぎっくり腰の症状としては腰の痛みが中心となり、程度や感じ方には個人差があります。
炎症にともなう熱をもった「じんじんする痛み」や、「ぴりっと走る痛み」、「筋肉がつっぱる感覚」など、いずれも症状が出てしまうと通常の生活がむずかしくなります。
発症するまで何ともなかった場合と、腰のあたりに疲労感が蓄積していた、以前から慢性的に腰痛の症状があった、と発症の背景も人それぞれです。
腰だけでなく、日常的にストレスを感じることで自律神経の調整ができず症状につながることもあります。
ぎっくり腰は、発症して数日から1~2週間以内で症状が治まっていく傾向にあります。まったく改善しない、日増しに痛みが激しくなる場合は、別の疾患を疑う必要もあります。
ぎっくり腰の原因として考えられるのは、腰部に負担がかかりすぎることです。
重い荷物を抱える、ムリな姿勢をとり腰をひねってしまったなど、瞬間的に腰の部分へ負荷をかけすぎた場合、起こりやすくなります。
スポーツをしている時に発症することもあります。テニスやゴルフ、乗馬や自転車など、とくに腰を回転させる動作のあるスポーツは要注意です。
また日頃から運動不足である方が、いきなり体を動かして慣れないポーズをとることも危険性が高まります。
腰部に疲労がたまっている場合も原因となります。座りっぱなし、立ちっぱなし、腰をよく使うなどの仕事をされる方は、毎日のことで「疲れている」という意識がとくにないかもしれません。突然にぎっくり腰を経験して、驚かれることも少なくないのです。
脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニア、脊椎すべり症などの腰部に関係した疾患が原因となっているケースも多くあります。また高齢の方で、転倒による腰の打撲や脊椎を骨折するなど外傷がきっかけとなることもあります。
内臓疾患に起因している場合は、とくに気をつける必要があります。腰部という身体の位置から、腎臓や膀胱などの疾患や、急性膵炎や腹部大動脈瘤といった重篤なものによる腰痛である可能性も、稀なケースとはいえ皆無ではないのです。
ぎっくり腰は強い痛みを伴い、日常生活に大きな支障をきたします。早く治すためには早期の対応が大切です。しっかりと治しておかないと今後再発する可能性が高いので注意が必要です。
当院では以下のポイントでぎっくり腰を施術します。
ぎっくり腰は強い痛みを伴います。ひどくなれば精神的なダメージも大きくなります。当院では早期の痛みをとるために、痛みの強い部分の筋肉の緊張をとる鍼灸施術を行います。
腰周辺にとどまらず、背中から足先全体まで見ることが場合によっては必要です。出来る限り速やかに痛みを取ります。
ぎっくり腰になる原因の一つに内臓機能の不調があります。お腹がゆるい、便秘症の方、胃の痛みをお持ちの方は特にその傾向が強いです。
内蔵機能を改善することは、ぎっくり腰の治療にはとても重要です。再発を防ぐためにも鍼灸施術を行います。
自律神経のバランスが乱れるとぎっくり腰が起こりやすいです。ストレス・疲れ・頑張りすぎの方などです。自律神経のバラスンの乱れは、血流を悪くし、痛みのレベルを上げていきます。
当院の鍼灸施術は自律神経のバランスの乱れを整えるのが得意です。
ぎっくり腰になってしまうとその後も再発を繰り返しやすいと言われています。早期の対処が早い改善につながります。どうぞお一人で悩まずお気軽にご相談ください。
Q1.当院の鍼灸施術を受ける前は、どのようなお悩みや気になることがありましたか?
前日まで何ともなかったのに、朝、ひどい腰痛で起きられなかった。回りの物につかまりながら、洗面所まで行ったがその体勢がとれず片手で体を支えやっと片手で洗顔できた。
Q2.(上記の状態が)ある事で、どのような嫌な思いをしましたか?
衣服の着脱をはじめすべての事に時間がかかった。
床に落とした物を拾うのが大変だった。
歩くのもゆっくり傘を杖がわりにして、でした。
Q3.実際に当院の鍼灸施術を受診してみて、どのように感じましたか?
一度の治療で、翌朝、洗顔がスムーズにできるようになっていたのにはびっくり。長年の腰痛はまだゼロにはなっていないが、通い始めて4ヶ月、今では横断途中に信号が点滅しはじめると小走りして渡れるまでになったのには驚いている。
Q4.当院へのご意見・ご要望があれば、ぜひお聞かせください。
少しずつ日常の生活ができるようになり本当に感謝しています。
ありがとうございます。
*個人の感想であり効果を保証するものではありません。
兵庫県神戸市灘区 KEさん 30代 女性 主婦
10代の時から、腰痛で整形外科のお世話になる事が多かった私。坐骨神経痛や腰部椎間板ヘルニアと、診断され(横幕先生によると、ヘルニアではなく、ぎっくり腰だったようです)。
牽引・温熱・ローラー(ウォーター)ベッド、ブロック注射や投薬など、手術以外の一般的な治療は受けたと思います。治療が効かないならまだしも、かえって痛みが増す時もあり、薬や注射も全く効かないので、気休めにもなりませんでした。
痛みが、一定のラインで落ち着いている状態なら、『腰痛と上手くつき合えばいい』と思って、日々過ごしていました。今年1月、片付けをしている時、腰が強く痛み、右足が思うように上がらなくなりました。
8年くらい前に、腰部椎間板ヘルニアと診断された時と、症状と痛みの種類が似ていました。(今回はしびれはありませんでしたが。)整形外科に行って、効き目のない治療に時間とお金を費やしたくなくて、1週間我慢しました。
でも、日にち薬では無理だと感じ、仕事にも影響があったので、鍼治療を受けてみようと思いました。初めて横幕先生に鍼をして頂いた後、痛みがずいぶん和らぎ、足もしっかり上がったことを、今もはっきりと覚えています。
たった1度の治療で、こんなにも楽になった事がなかったので、身体が楽になったのはもちろん、気持ちまでぱあっと明るくなりました。私の中で、一番つらかった腰痛以外にも、鼻づまり・肩こり・時々感じていためまいまで治療をして頂いています。
カゼを引く前に、体調を整えて頂いていることもあり、寝込むことがなくなりました。先生方に診て頂くようになってから、体調が上向いているのを感じます。私には、西洋医学より、鍼の方が合っているなぁと思います。これからも宜しくお願いいたします。
*個人の感想であり効果を保証するものではありません。
土曜日・日曜日も受付・施術しています。
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