喘息の症状は大変つらく、喘息の発作が起こると睡眠をとる事さえできなくなります。喘息にお困り方は、いつ喘息の発作が起こるのか?と不安になります。
喘息の発作が起こった場合、このまま呼吸が出来なくなり死んでしまうのではないかと感じる程つらい病気です。
喘息でお困りの方は、近年増加傾向にあります。喘息の原因としては、アレルゲンの増加、食品などの化学物質、大気汚染、ストレス、過労など様々です。
喘息は大変おつらい病気ですが、治さなくてはなりません。喘息を治すためには、喘息の症状・原因・治療について詳しく知ることが重要です。
このページでは、喘息を治したい方のために、喘息の症状・原因・治療について詳しく説明しております。
【目次】
喘息とは、呼吸をするとヒューヒュー、ゼイゼイと気道が鳴る病気です。気管支喘息とも言います。
何らかの原因で気道に炎症が起き、炎症が繰り返され慢性的になることで気管支が過敏になります。そのため、少しの刺激に対しても反応するようになります。
冷たい空気、ダニやハウスダストなどのアレルゲン、たばこの煙など汚れた空気が刺激になります。
それらの刺激を受けて、ヒューヒュー、ゼイゼイといった喘鳴(ぜんめい)や咳や痰が出るようになります。
喘息は、咳や痰だけで喘鳴がない場合もあるため、風邪だろうと思っている方もおられるかもしれません。喘息が風邪と異なる大きな特徴は、夜間、特に明け方に激しい咳や息苦しさといった発作が出やすいことです。
また、喘鳴や痰がなく、咳だけが続く喘息もあります。これを咳喘息(せきぜんそく)と言い、喘息に移行することもあります。そのため、3週間以上咳が続く場合は、喘息かもしれませんので受診をお勧めします。
喘息とは子どもの病気だと思っている方もいるかもしれません。しかし、大人になってから突然、喘息を発症する場合や、一旦落ち着いていても大人になってから再発したりすることもあります。
喘息とは自然と軽減することが少なく、放っておくと悪化することもある病気です。そのため、喘息のような症状があれば早めにの治療が大切です。
喘息の症状として、呼吸のたびに出るヒューヒュー、ゼイゼイといった気道の呼吸音があります。これを喘鳴と言います。
炎症により気道がむくみ、健康なときに比べて気道が狭くなっているため、このような音が出ます。
喘息の症状には息苦しさもあります。
気道が狭くなっているため、一回にできる呼吸の量が少なくなります。
喘息発作が出ているときは、刺激により気道がさらに狭くなり、息苦しさを感じるのです。
また、気道が過敏になっているため、異物を追い出そうという身体の働きにより、咳や痰も出やすくなります。
喘息の症状は、昼間はあまり出ません。夜や明け方になると激しい咳や息苦しさといった発作を起こしやすいことが喘息の特徴です。
喘息の症状が出ているときは、横になって眠ると息苦しいため、座ったり上半身を起こしたりすると呼吸が楽になることがあります。このような呼吸法を、起坐(きざ)呼吸と言います。
喘息の原因は、はっきりと解明されていません。しかし、喘息発作が出る原因は、気道の炎症だと考えられています。
気道の炎症に何らかの刺激が加わり、発作となって症状が現れます。
喘息の原因として考えられるものにアレルギーがあります。アレルギーはダニによるものが多く、死骸も生きているダニの糞もアレルゲンになります。
また、花粉やハウスダストが原因になることもあるため、それらへの対策を行うことが有効です。
持久走のような運動をして、冷えた空気を吸い込むことが原因となって喘息が出る場合もあります。これを運動誘発性喘息と言います。
たばこの煙など汚れた空気や黄砂に反応して発作が起こることもあります。
風邪をひいて気道が炎症を起こしたことが引き金になって起こることもあります。風邪の後に咳が残ると思っていたら、風邪に誘発されて喘息を引き起こしていたということもあります。咳が長引く場合は、喘息を発症している可能性もありますので早期の治療が重要です。
喘息発作が起きる原因は様々ですが、前提条件として睡眠不足やストレスなどで免疫力が落ちているときに発作が起こりやすいと言われています。
そのため、免疫力を高めるような生活習慣を心がけることが喘息の対策に有効です。
喘息の治療は、その原因である気道の炎症を抑えることです。喘息の治療は、大きく二つに分けられます。
です。
喘息の治療の一つ目は、発作時に狭くなっている気道を広げることです。吸入薬、内服薬、貼り薬があります。
喘息の症状が激しいときは、点滴をすることもあります。
喘息の治療の二つ目は喘息の発作が出ないようにする治療です。これをコントロールと言います。喘息のコントロールに使うのは、気道の炎症を抑えるお薬です。薬の吸入が効果的でよく使われています。
喘息の治療に使う薬は微量です。そのため、長期の服用も問題なく、副作用の出現もあまりない、安全性の高い治療です。
喘息は、アレルギーを引き金に発作を起こすことがあるので、喘息の治療として抗アレルギー薬の内服を併用することもあります。
しかし、喘息の治療のために薬を使うことに抵抗がある方もいらっしゃいます。その場合は、漢方で治療できることもあります。
ただ、効果が見られるまで時間がかかるため、状態に合わせては使えないこともあります。喘息の治療は長期にわたるため、副作用に注意が必要です。
喘息がずっと治らずあきらめている方も多くおられます。喘息は、原因を見つけ、治療を行う事が大切です。薬に頼らず体質改善を行い、根本原因を治さなくてはなりません。喘息は、しっかりと治療すれば良くなる病気です。どうぞあきらめないでください。
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