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シェーグレン症候群

文責:横幕鍼灸院 院長 横幕胤和
最終更新日 2024年4月12日

シェーグレン症候群

シェーグレン症候群の症状・原因について

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シェーグレン症候群は、膠原病(こうげんびょう)に分類される自己免疫疾患のひとつです。

症状は外分泌腺に関するものが主となり、全身のいたるところで出現します。とくに眼や口腔内の乾燥などがみられます。 

シェーグレン症候群にお悩みの方は女性が圧倒的に多く、男性の10倍前後はいらっしゃいます。40歳代から60歳代が発症しやすい年齢です。

症状は、人によって身体のさまざまな部位に出てきます。 

シェーグレン症候群を改善ためには、シェーグレン症候群の症状・原因について知ることが大切です。

このページでは、シェーグレン症候群を改善したい方のために、シェーグレン症候群の症状・原因について詳しく説明しております。

 

【目次】

  1. シェーグレン症候群とは
  2. シェーグレン症候群の症状
  3. シェーグレン症候群の原因
  4. シェーグレン症候群の一般的な対応
  5. シェーグレン症候群に対する当院の方針

1.シェーグレン症候群とは

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シェーグレン症候群とは、1933年にスウェーデンのシェーグレン医師によって初めて報告された疾患です。

自己免疫システム異常による全身性の外分泌腺に関する病態です。厚生労働省により難病特定疾患とされています。 

シェーグレン症候群から二次的に、慢性関節リウマチや全身エリテマトーデスといった膠原病の疾患へ合併することもあります。他にも慢性甲状腺炎や、まれに悪性リンパ腫などを発症する可能性もあります。

2.シェーグレン症候群の症状

シェーグレン症候群の症状は、腺性病状と腺外症状に分けられます。最初に眼科や口腔外科、胃腸科内科などを受診され、何となく体の調子が悪いという不定愁訴(ふていしゅうそ)の症状を訴えられる方も多いといいます。 

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(1)腺性病状

よくある症状としては、眼や口腔内の乾燥があげられます。眼球がかわくことから、疲れ目やかすみ目、痛みやごろごろ感などがあります。

口腔内ですと、口内や喉のかわき、味覚の異常、嚥下(えんげ)障害、唾液腺腫脹(だえきせんしゅちょう)などです。 

ドライアイ、乾燥性角膜炎や結膜炎、口内乾燥症(ドライマウス)などとよく似ている症状でもあります。

また割合としては少ないのですが、喉や気管支の炎症、鼻粘膜の乾燥、上下気道炎、胃炎、膣炎などもあります。全身において症状が出る可能性がありますので、外分泌腺があるどの部位に生じるか一定していません。

(2)腺外症状

外分泌腺に関する症状ではないものをいいます。具体的には、発熱や関節炎、全身のリンパ節腫脹、末梢神経炎、中枢神経障害、レイノー症状(手足の指先があお白くなる)、間質性肺炎や間質性腎炎などがあります。

3.シェーグレン症候群の原因

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自己免疫疾患

シェーグレン症候群の原因は、自己免疫疾患によるものとされています。自己免疫疾患は、本来は味方である自身の細胞内たんぱく質などを攻撃してしまう現象です。

なぜ、そのようなことをしてしまうのかは研究段階にあり、まだ解明されてはいないのです。 

原因として考えられることは諸説ありますが、ひとつはウイルスや細菌の感染による影響があります。他にも遺伝的な要因、患者様に女性の割合が多いことから、女性ホルモンの分泌が関係しているのではないかとも言われています。

4.シェーグレン症候群の一般的な対応

シェーグレン症候群の対応では、出現しているそれぞれの症状に向けて対処を行い、日常的な生活の質をできるだけ良い状態に保つこを目的とします。身体のいろいろな部位での乾燥を緩和させ、悪化するのを防ぎます。

(1)眼に関する対応

対応法としては、涙の量を調整することで乾燥を防ぎます。涙の分泌を促し、できるだけ蒸発させないことです。また必要以上に涙が排出されない対策もとります。 

適用できるお薬は、抗炎症剤です。また人口涙液や、防腐剤の入っていない点眼薬などが効果的です。乾燥により傷ついた角膜の再生には、ビタミンAやヒアルロン酸、コンドロイチンなどの成分を含んだ点眼液を使います。 

涙を蒸発させないためにドライアイ専用メガネがあります。フレームにビニール製カバーがついて外気に触れず、ホコリも入らない工夫がしてあります。また涙の排出調整は、涙点という排出口となる部分を「涙点プラグ」で詰める、または外科手術で閉鎖することも可能です。

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(2)口腔に関する対応

口腔内が乾燥すると、のどがかわく、食事の際に不便である、菌類が繁殖しやすく虫歯になるといった好ましくない状態となります。

水分をこまめに摂り、うがい薬などで常に口腔内を清潔にする必要があります。 

唾液の分泌を促すには酸味の強いガムなども効果的です

5.シェーグレン症候群に対する当院の方針

シェーグレン症候群に対する方法として、お薬による方法があります。ただ、いくつもの副作用があることがデメリットとしてあります。

当院では自律神経のバランスに着目をして、シェーグレン症候群の改善を目指しています。

ストレス・疲れ・頑張りすぎなどにより自律神経のバランスが乱れることにより、シェーグレン症候群の症状が強くなる方がみられます。

交感神経の状態が過敏な状況が続きますと、身体に大きな負担を与えます。

自律神経のバランスは病院では見逃しがちですが、とても重要な問題です。

シェーグレン症候群は日常生活に大きな負担をかけます。精神的におつらい病気でもあります。また、シェーグレン症候群の薬による副作用でお悩みの方も多く大変つらい症状です。しかしながら、原因を見つけ、根気よく対応していくことが改善には必要です。どうぞあきらめないでください。

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