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文責:横幕鍼灸院 院長 横幕胤和
最終更新日 2024年1月15日

頸椎(けいつい)ヘルニア

頸椎(けいつい)ヘルニアの症状・原因について

頸椎ヘルニアとは、何らかの原因で、頸椎のクッション材の役割をしている組織が損傷して、脊髄や組織を圧迫します。頸椎ヘルニアの症状としては、痛み・しびれ・麻痺がおこりやすくなります。

頸椎ヘルニアの症状が強くなりますと、物がつかみにくくなる、手が思うように動かないなどの日常生活に支障をきたします。

頸椎ヘルニアは、病院でレントゲンやMRIなどの検査にて判明します。病院で、お薬やリハビリを行っても良くならない方も多くおられます。頸椎ヘルニアの症状が進行しますと、麻痺などの症状が起こります。

このページでは、頸椎ヘルニアについて詳しく説明していきます。


【目次】

  1. 頸椎ヘルニアとは?
  2. 頸椎ヘルニアの症状
  3. 頸椎ヘルニアの原因
  4. 頸椎ヘルニアの一般的な対応
  5. 頸椎ヘルニアに対する当院の方針
  6. 患者さんの声

1.頸椎(頸椎)ヘルニアとは?

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頸椎(けいつい)ヘルニアとは、頸椎を上下に連結している椎間板の組織が圧迫されることなどにより、損傷を受けます。この結果、椎間板が飛び出したりする状態を示します。

このため、頸椎の中を通る脊髄や神経、神経根を急激に圧迫することで、手足のしびれや肩の痛みなどの症状が起こります。

頸部の脊髄には、脳からの命令を手足に伝える運動神経と、痛みや熱さなどの感覚を伝える知覚神経が通っています。

椎間板の損傷の程度で、脊髄や神経などへの影響は異なります。場合によっては、手足の動きが制限されたり、感覚が麻痺してしまうこともあります。

椎間板ヘルニアは、60歳以上の方に多く起こると言われております。加齢等によって、腰部に発症することが知られています。しかし、頸椎ヘルニアの場合は、20~30代の若い年代で発症することも多くなっています。

頸椎ヘルニアの原因の多くは、何らかの事故や、首への無理な負担によるものです。椎間板が傷つき、頸椎ヘルニアの原因となります。手足や肩、首のしびれや痛みだけでなく、麻痺などの重篤な症状を残す場合もあります。

頸椎ヘルニアによく似た症状で「頚椎症」があります。この頸椎症は、若い世代には少なく、高齢者によくあります。加齢による骨の変形が原因となって、手足のしびれや肩の傷みなどの症状が出ます。症状は同じようですが、「頸椎ヘルニア」と「頚椎症」は異なる病気です。

2.頸椎ヘルニアの症状

頸椎ヘルニアの症状は、頸椎の椎間板が潰れたり、すり減ったり、脊髄や神経に及ぼす度合いによって、初期症状から深刻な状態まで様々です。

頸椎の骨と骨のクッションの役目をしている椎間板は、加齢によって変形したり、摩耗することで、痛みや痺れを生じる場合があります。

また、事故や急な衝撃によって、脊髄を傷つけることで、麻痺などを起こす事もあります。

頸椎のどの部分で脊髄圧迫が起こっているか、神経のどの部分を刺激しているかで、症状が異なってくるのです。

●初期段階・・・肩こり、首の痛み、後頭部の傷みなど、首を回すと痛みが強くなるのが、頸椎ヘルニア特有の初期症状です。

●首以外の症状・・・神経の通り道である頸椎は、首以外の部位でも症状が出てきます。腕、手、指の痛みや痺れ、手足の感覚が不明瞭になり、冷たく感じたり、熱く感じたりします。

感覚障害も起こり、手に力が入らないなど、筋力の低下も見られるようになります。頭痛、めまい、耳鳴りなどの症状が出ます。加えて、頸椎から離れた、指や足などにも症状が出ます。そのため、頸椎ヘルニアが進行するまで、原因が分からない事も少なくありません。

頸椎ヘルニアが進行すると、手足の麻痺が進み、小さなものが掴めない、転びやすいなどの運動機能障害が現れます。頸椎ヘルニアが悪化すると、排泄の感覚が鈍くなり、排泄が困難になる場合もあります。

首や腕などに激痛を伴い、日常生活に支障をきたし、重い障害が残ることもあります。

3.頸椎ヘルニアの原因

頸椎ヘルニアの原因は、脊柱にかかる刺激の緩衝材になっている椎間板が、異常をきたすことにあります。髄核(ずいかく)の周辺を繊維輪(せんいりん)が包む形で椎間板は成り立っています。

しかし、髄核が何らかの原因で繊維輪(せんいりん)から飛び出すことで、その周囲の神経を圧迫することが、痛みや痺れの原因になります。

頸椎ヘルニアは、性別や年齢には関係なく起こる病気と言われています。しかし、40代以降で頸椎ヘルニアの症状に困っている人に目立つのは、骨の老化が原因として考えられます。

また、カルシウムやマグネシウムが不足している人や、猫背で姿勢が悪い人も頸椎への負担が大きくなります。それが頸椎ヘルニアを発症する原因になるため、注意が必要です。

脊髄圧迫は生まれつき脊柱管が狭い人に起こりやすいともいわれます。すでに20歳代から「加齢的変化」は椎間板で起こっています。姿勢の悪さが背骨に負担を掛けて、繊維輪(せんいりん)が膨らんだり、亀裂が入ってしまい、髄核が外にはみ出します。

原因としましては、

  • 加齢的変化
  • 姿勢の不良による負担の蓄積
  • 外傷や急激な運動による負荷

などによって、椎間板が損傷して神経が圧迫されるのです。

4.頸椎ヘルニアの一般的な対応

頸椎ヘルニアの対応は、手足に現れている症状によって変わってきます。

すでに手足に麻痺が出て、運動が困難になっている場合は、基本的に手術が必要なこともあります。手足のしびれや痛みなどの感覚障害だけの場合や、初期症状の場合には、内服薬が用いられます。

また、頸椎装具を3~4ヶ月装着することで、頸椎ヘルニアの症状を緩和していく「保存的治療」も用いられます。

頸椎ヘルニアの保存的治療は、首の安静が基本になります。ネックカラ―と呼ばれる「頸椎カラー」という首に巻く装具を付けて安静を保ちます。そして、消炎鎮痛剤やビタミン剤を服薬します。

また、専用の機械を利用して、軽く首を引っ張る「牽引」も、頸椎ヘルニアの治療によく使われます。

保存的治療の他に、頸椎ヘルニアにお困りの方自身が自分で出来る、頸椎ヘルニアの症状を緩和する方法もあります。それは、首を前に倒す「前屈」をすることです。前屈を行えば、椎間板の間にスペースが生まれるので、圧迫が和らぎ良くなることがあります。逆に後ろに反らす「後屈運動」は、注意してください。

5.頸椎ヘルニアに対する当院の方針

頸椎ヘルニアは早期の対応が大切です。当院では以下のポイントで頸椎ヘルニアの改善を行います。

痛みの早期改善

頸椎ヘルニアは首肩周辺の筋肉を過緊張の状態にします。このため、神経の圧迫が強くなることが多くあります。この結果、痛み・麻痺が強くなります。当院ではまず、首肩周辺の痛みの緩和を行います。

血流の改善

頸椎ヘルニアの方の場合、血流が悪くなり神経の伝達・改善が遅れることが多くあります。首肩のみではなく全身の血流を改善することが大切です。特に、手足の冷えが強くなっている方にはとても重要です。

自律神経の改善

自律神経のバランスが乱れると頸椎ヘルニアが起こりやすいです。ストレス・疲れなどにより自律神経のバランスは容易に乱れます。

見逃しがちな問題ではありますが、自律神経のバランスを改善することにより、症状の改善が見込まれます。特に長い間頸椎ヘルニアにお困りであった方には重要です。

頸椎ヘルニアの対応では、リハビリ・お薬による対応が多いです。しかしながら、頸椎ヘルニアの症状が改善しない方も多くおられます。頸椎ヘルニアの症状は、原因を見つけ、しっかりと対応することが重要です。どうぞあきらめないでください。

患者さんの声 頸椎ヘルニア

肩から腕・手の痛みで握力0までひどくなり、困っていました。 身体全体がカタく、しゃがむ時も両手を前につけないとしゃがめず、くつ下も立ってはけませんでした。

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兵庫県神戸市 YJさん 50歳代 女性

Q1.当院の鍼灸治療を受ける前は、どのようなお悩みや気になることがありましたか?

肩から腕・手の痛みで握力0までひどくなり、困っていました。 身体全体が固く、しゃがむ時も両手を前につけないとしゃがめず、くつ下も立ってはけませんでした。

Q2.(上記の状態が)ある事で、どのような嫌な思いをしましたか?

何をするにもつらく、不便で、生活の質が保てないことです。

Q3.実際に当院の鍼灸治療を受診してみて、どのように感じましたか?

先生が最初に詳しく筋肉の説明をして下さり、少しづつ、少しづつほぐれてきて、気分的にもほぐれてきて、 免疫力が上がってきていることを実感し、今に至ります。 ありがとうございます。

Q4.当院へのご意見・ご要望があれば、ぜひお聞かせください。

 

*個人の感想であり効果を保証するものではありません。

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